暗記数学

 

中津です。

最近、有名高校で数学を教えられていた先生とご一緒する機会がありました。論理的に物事を考える上で数学は大切で、そのように考えることができるようになるということを考えて教えていらっしゃたとお聞きしました。

当然のことではありましたが、単に大学に合格するためのテクニックを教えるのではない、という教え方をしていらっしゃるということである意味安心しました。

ただし、積分を使って面積を求める問題の話になったときに、実は1/6公式というのがあって、それを知っていると積分を知らなくても問題が解けてしまうんですよ、と教えていただきました。

もちろんその先生は「直接授業で教えることはしないんだけど、学生が見つけてくるんですよね。これを使って問題を解いたらどうなりますか?と学生が聞いてくるんだけど、間違ってはいないからダメとも言えず、解いた時に完答になるかどうかはわからないからどう答えて良いのか、悩むんですよ」、とおっしゃっていました。

たとえ理系でもある一定数は数学が苦手な学生がいて、そういう学生にこの1/6公式を教えているところもあるようですね。
とのこと。

また、最近読んだ芳澤光雄先生の「AI時代に生きる数学力の鍛え方」にも、1/6公式(他に1/12公式、1/30公式というのもあるらしい)のことが書いてありました。
高校における暗記数学の問題点として取り上げられ、「あちこちの大学入試の答案で、このような公式を見かけるようになってからでは手遅れである。」と述べられていました。この時に暗記数学というものが世の中にあるということを初めて知りました。

中学生の時に2次方程式を解くために解の公式を習ったと思います。この時、どうやってその公式を導くのか、ということも習うはずです。
しかし、それを習わずに(もしくは聞いてもわからない、といって無視する)単に公式だけを覚える、覚えてさえいれば解けるので、試験で点数がとれる、こういうのを暗記数学というようです。
次の機会に暗記数学に関してもう少し深掘りしてみたいと思います。

今までもそうでしたが、コロナ禍となりやはり考える力が必要であるということを皆さん感じられたと思います。
こんな今だからこそ単に暗記するのではなくもっと自分の将来を考え、どのような学びを実践していくのかを考える、まさにその時かと。

 
最終更新日:2021/04/06(火)15:01
 

マイページ

 

考えるということ

創旅 プロダクトリーダー

創旅 プロダクトリーダー
「考える」ということに真剣に向き合い、チャレンジすることは様々なわからないことから解放されます。

ただ、正しく「考える」方法で探求し続けるだけです。