憶えなくていい

 

中津です。

そろそろ国公立大学2次試験の結果が発表される時期です。

合格すればいよいよ大学生活がはじまります。
期待と不安がいっぱいかと思いますが、とにかく大学生活を楽しもうと思って毎日を過ごしてください。
私も大学生になったころは基本的に楽しみしかありませんでした。

1回生の前期、まだ授業が始まってまもない頃の物理化学の授業のとき、意識はしていませんでしたが、どこかで不安を抱えていたことに気づかされる先生から一言がありました。しかしこの一言は、その不安を払拭してくれる一言でもありました。

「教科書の内容は憶えなくて良いです。ただし、この内容が必要と考えられる時にいつでもすぐに教科書を開くことができるように、しっかりと理解することに努めてください。」

この一言を聞いた時に、あー良かった、肩の荷がおりた、という気がしました。

基本的に暗記することは苦手でした。大学ではより専門的になるし、おそらく多くのことを学んで憶えないといけないと漠然と思っていました。そういうことに対して無意識のうちに大丈夫だろうかと不安に思っていたのだと思います。

しかしなんと言っても重要なことは基本をしっかり学び、理解することです。

大学は、これまでに明らかになっていないことを解明したり、新しいものを生み出していくところです。
そのためには考える能力が最も必要となります。単にテストで良い点を取るということが求められているのではありません。

何をみても良いから、今、目の前にある質問に対して最も良いと考えられる解は何かを自分で導き出す力が必要です。
もちろん、たくさんのことを記憶していることが良いに越したことはありません。
しかし、いくら知っていてもどのようにその知識を使えば良いのか、わからなければ無用の長物です。

難しい問いに対する答えは必ずあります。

しかし答えを導き出す道具もプロセスも誰にもわかりません。
でも考えていく力があれば必ずできます。これができればいつでも世界一になれます。
答えを自分で導き出した時のことを想像すると楽しいと思いませんか?



 
最終更新日:2021/03/08(月)14:58
 

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考えるということ

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